君の名は。もう観ましたか?
ていうかアイキャッチ画像がひどい。
僕は観てきました。ええ映画だったんです、これが。ていうかアイキャッチ画像がひどい。
君の名はみてきたぜ
思ったよりずっと内容の濃い映画でめっちゃ良かった…
でも100点とは言えねぇな120点だっ!!!!!!! pic.twitter.com/LZSy6qgrz4
— マルオ@copyriding (@copyriding) 2016年10月7日
クソみたいな感想ですいません
で、確かにいい映画だったんですけどちょっと「アレ、これあまりにも切なすぎないか?」って思うとこもありました。
なんで、その辺中心に「君の名は。」をレビューします!ややネタバレ有りになると思うんでそこんとこ注意してくださいっ
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この記事を読むと幸せになれる人
- 「君の名は。」の考察を見たい人
- 「君の名は。」になんとも言えない切なさを感じている人
- 「君の名は。」レビューを見たい人
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あくまで!あくまでこれから書くのは僕の感想なんで、そこんとこよろしくお願いします。
Let’s Know about Kiminonaha!!
目次
「君の名は」ざっくりあらすじ
都内在住の高校生「瀧(たき)」と岐阜県在住の「三葉(みつは)」は、ある日から「睡眠をスイッチとして」お互いが定期的に入れ替わってしまうようになる。
当惑する二人だが、携帯のメモ帳のやり取りなどを通してコミュニケーションをとることでお互いの生活を変えないように努めていく。
そしてそのうちに、お互いに惹かれ合うようになった。
しかしある日を境に、唐突に入れ替わりが起きなくなる。
三葉の身を案じた瀧は、入れ替わりの記憶を頼りに作成したスケッチブックを手に、彼女の住む岐阜県へと向かう。
そしてとうとうたどり着いた地、三葉として過ごした糸守町。
そこで瀧は、三葉と入れ替わりが起きなくなった理由を知ってしまう。
最後の望みを賭け、瀧は彼が「三葉として」口噛み酒を捧げた御神体の元へと向かう。
もう一度、三葉と入れ替わるために。
言えなかった言葉を、伝えるために。
あらすじをざっくりと書くとなるとこんな感じでしょうか。
本当は導入部分とか、オチの部分とか繋がってるんだけど、そこ書いちゃうともうパーフェクトネタバレになっちゃうってことで核心部分だけ書きました。
いや、一応タイトルにも「若干ネタバレ有」って書いてあるから書いちゃってもいいんですけどね。そこはまあ、新海誠監督に花を持たせるということで。
「君の名は。」ヴィジュアル・映像の感想:相変わらずの綺麗さ、おなじみのカット
相変わらず綺麗です、映像。
特に雨が降って水たまりに波紋が広がってくとことか、「アニメの限界攻めとんなぁ〜〜」って感じです。なんかあれ以上リアルになるといわゆるピクサーとか見たいな画風になりそうで、その辺が絶妙。
あと、新海誠監督おなじみのカットはやっぱり入ってきてるんですね。例えば、
- 空(宇宙)に伸びるすじ
- 電線を通して臨む満月
- 空から俯瞰した都会の風景
などなど。
個人的に新鮮だったのは、瀧がご神木の中で口噛み酒を飲んだあとのシーン。
スタジオジブリ「かぐや姫の物語」のようなタッチで描かれる映像は、三葉の追憶を辿るシーンにぴったり当てはまっていると思いました。マコト、すげぇや!
「君の名は。」ストーリーの感想:新海誠監督には珍しくハッピーエンド
珍しくハッピーエンドです。ホントに。
ちなみに僕が今までに見た新海誠監督の作品は以下の通りです。
- きみのこえ
- 雲の向こう、約束の場所
- 秒速5センチメートル
全部凹むオチ。
「雲の向こう、約束の場所」なんて、一瞬ハッピーエンドに見せかけたややバッドエンドですからね。結局メガネの一人勝ちじゃんっていう。
「言の葉の庭」はまだ観てないんで、これから見ようかな〜と思ってます。
切なさを感じた理由:入れ替わっていた頃の思い出はどこに行くんだろう
ここからが本題です。
僕の切なすぎると思ったのはこれです。
そう、二人の入れ替わっていた頃の記憶は消えてしまうんです。
「君の名は」の物語構成は以下の様になっています。
- 現在(瀧も三葉も、自分も知らない「誰か」を探している)
- 過去(瀧と三葉の入れ替わり部分。現在の二人は覚えていない)
- 現在(瀧と三葉が出会い、お互いが「探していた誰か」と知る)
普通に観てれば、「ああ、二人とも出会えてよかったねぇ」ってなります。僕もそうなりました。
でも、二人は入れ替わってた頃のことを覚えていないんです。瀧がテッシー達とカフェを作ったことも、三葉が先輩のエプロンを縫ってあげたことも。
物語のオチを見る限り、二人がこの先も入れ替わっていた時の記憶を取り戻すことはないんでしょう。どっちかっていうと「直感的にこの人を探していた」って感じだし。
すると、二人の入れ替わっていた時の思い出、例えば携帯のメモ越しに喧嘩したり、惹かれあったり、会えないと絶望したり、でもその後にとうとう会うことができたりした思い出はどこに行ってしまうんでしょうか。
自分でもなぜだかわからないけど、このことが切なくて仕方がないんです。
思い出されない記憶が、二人の入れ替わりがまるで初めからなかったみたいになってしまうのが、どうしようもなくやりきれなく感じてしまったんです。
まとめ:「君の名は。」は、楽しくも少し切なさを残す、そんな映画

12月くらいまでやってるらしいから、まだ観てない人は劇場に急げっ
今回は、映画「君の名は。」の感想とかちょっと考えたこととかを書きました。
- ざっくりあらすじ
- ビジュアル感想
- ストーリー感想
- 切なくなってしまった理由
グダグダ書いてるうちに、よくわからなくなりました。勤勉な人とかうまく整理してくれっ
まあ要するに、
寂しいよ!ちゃんと思い出せよ!二人でいろいろ経験したじゃん、そういうのなんで忘れちゃうんだよ!!
ってことです。
記憶がなくなるとか、忘れるとかってやっぱり切ない。
でも、そういう話の方が心に残ったりするもんだから人間って面白いなあと思いました。
映画観た人は絶対小説版も読んだ方がいい!
できればアナザーストーリーもっ
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