「フルフェイスとジェッペル、どっちがいいんだ?」
バイクに初めて乗る人なら必ず思う、この疑問。
もちろん、僕も迷いました。結果的に両方買いましたけど!
今回は、僕の経験をもとに
フルフェイス・ジェッペルのメリット/デメリット
を比較してまとめてみました!おすすめのヘルメットも載せてあります。
これからヘルメットを買う方、ぜひ参考にしてください!
目次
急いでる人向けに、ざっくり表で両ヘルメットを比較
フルフェイス | ジェッペル | |
安全性 | ◎ | ◯ |
防寒・防風 | ◎ | △ |
視界の広さ | △ | ◎ |
自由度(手を入れたり) | △ | ◎ |
シルエット | △ | ◎ |
顔バレない感 | ◎ | △ |
ガード性を求めるならフルフェイス、被ったときの視界・シルエット優先するならジェッペルって感じですね。
ちなみに、半ヘル(耳が出ちゃってるやつ)は論外!できれば使わないほうがグッド。
フルフェイスヘルメットのメリット

安全性を重視するならフルフェイス!
最も安全。顎まで守れる
フルフェイスの最大のメリットはその安全性。頭部全体を守れます!
バイクで転倒するときって、顎から転ぶ場合も少なくありません。
そんなとき、ジェットヘルメットだと顎にダイレクトダメージを受けます…でもフルフェイスなら大丈夫なんです。
安全性にステータスを振りたいなら、フルフェイスがいいですね。
風を通しにくいので防寒・防風に役立つ
フルフェイスは顎までカバーすることができます。
なので、ヘルメット内部に風が入りにくいんですね。入ってもちょっと。
これが冬、防寒に役立つんです!顔とヘルメットの間にマフラーを挟めば完璧!
あと高速道路もラクですね。風がヘルメットに入りづらいので、疲労が少なく済みます。
顔を隠しやすい(特に口元)
フルフェイスは頭全体を覆うので、顔を隠しやすいです。
これがなんでメリットかというと、信号待ちなどで顔を見られなくてすむからなんですね。
ボーっと信号待ちをしてるときって、どうしても気が抜けがち。そこを見られるのはちょっと…って人はフルフェイスで顔を隠すのがオススメ。
なんとなくプライバシー的にも顔は見せたくないですよね。なんとなく。
フルフェイスヘルメットのデメリット

運転中に顔をかきたくなるタイミング、割とあります…
視界が割りと狭い、特に下と横
顎まで守ってくれる防御力と引き換えに、視界は狭いです。
特に下方向が見えにくいですね。固定したスマホナビを見る時なんかは、頭ごとしたを向かないとキツかったり。
視界が狭いことで若干の圧迫感もあります。
ヘルメット内に手を入れづらく、顔・額を掻いたりしにくい
フルフェイス、何度も言うように顎まで覆われます。
そのため、顔や額がかゆくなったとき等にかきにくいんです…これ意外と深刻。
僕は肌が弱めなんで、前髪とかの刺激で割りと額がかゆくなります。
こんな時フルフェイスだと、ヘルメットの下から手をいれることができません。シールドを上げる必要があるんです。
すると、走行中の風をモロに受けて目がドライアイに!どうしろっていうんだ…
とにかく、フルフェイスはヘルメット内に手を入れづらくて困ること多いです。
シルエットがマッチ棒のようになりやすい
フルフェイスヘルメットはサイズが大きめ。僕が買ったカムイの「カブト」というヘルメットも大きいです。
すると、被ったときのシルエットがマッチ棒みたいになるんですね。頭でっかちみたいな。

フルフェイスはやはり大きめ。身体が細いとアンバランスになります…
冬場はまだいいんですが、夏場に薄着だとマッチ棒感がすごい!痩せてるとなおさらです。
被ったときの見た目を気にするなら、フルフェイスは微妙かも。
フルフェイスヘルメットがオススメな人
- 安全面を重視したい人
- 顔とかあまり痒くならない人
- 身体が大きい人
ジェットヘルメットのメリット

視界の広さ、フルフェイスに比べると感動的
視界が広い、景色をめっちゃ楽しめる
ジェットヘルメット、ほんとに視界が開けてます。被ってない時とほとんど変わらない!
僕は最初フルフェイスを使ってたので、ジェット使ってたまげました。
※アイコンがフルフェイスなのはご愛嬌
左右から下まで、ほとんど死角が無いんですよね。目視もしやすい。
ヘルメット内に手が入れやすい、かゆいところに手が届きやすい
ジェッペルは顎部分をカバーしていないため、楽にヘルメット内へ手が入ります。
だから、顔が痒いときとかフツーにかくことができるんです!たすかる!
他にも、バイクにドリンクホルダーを着けておけば「信号待ちでジュース飲む」なんてこともできるとか…!
小ぶりなものが多く、被ったときのシルエットがイイ感じになる
ジェッペルは小ぶりなものが多いので、被ってもマッチ棒的見た目になりにくいんです!
例えば僕が使ってるのはBellというブランドの500-txjというジェッペル。

ジェッペルは小ぶりなものが多く、シルエットが頭でっかちになりにくい
画像を見てもらうと、かなり小ぶりなのがわかると思います。重量もかなり軽め。
僕みたいに痩せてるタイプは、こういう小ぶりなジェッペルのほうが見た目がいいですね。
フルフェイスみたいにデカいと、身体の細さが際立つので…
ジェットヘルメットのデメリット

顎がカバーされないのはメリットであり、デメリットでもあるんです
顎が守られないので、安全面で劣る
ジェッペルは顎がカバーされません。すなわち、転倒時のリスクが高め。
こればっかりは仕方ないですね…顎部分がないことによる自由度とのトレードオフです。
「顎から転ばなきゃいいじゃん」
って思うかもしれませんけど、実際事故ったら転び方なんて選べません。
ジェッペル着用時は、より安全運転を心がけましょう…!
下から風が入りやすく、冬は寒い
ジェッペル、下からめっちゃ風入ります!ホントにビュービュー入ってくる。
僕は前髪長めなんですけど、風のせいで髪が目にかかるのホント鬱陶しい!
あと冬場は結構キツいと思います。5月ごろでも、風を冷たく感じたので。
マフラーやネックウォーマーで口元まで覆う、みたいな対策が必須ですね。
シールドがクリアタイプだと、顔が丸見え
ジェッペル、割と顔が丸見えになります。
ミラー・スモークタイプのシールドならまだいいんですけどね。クリアタイプだとホント丸見え。
僕のジェッペル(BELL 500-TXJ)に付けてるバブルシールドはスモークタイプですけど、それでもやや顔が見えます。
しかも信号待ちでシールド上げることが多いので、結構な頻度で横断歩道渡る人と目が合います…
ジェッペル被るときは、顔を見られてもいい運転をしましょう。
ジェットヘルメットがオススメな人
- 広い視界でツーリングしたい人
- 顔とか額が痒くなりがちな人
- 身体が細く、フルフェイスだとバランスが悪い人
人気の高いおすすめヘルメット、僕が使ってるヘルメット
人気のフルフェイスヘルメット
Amazonで人気(僕もほしい)のフルフェイスは、上のあたりですね。
アライ・ショウエイは世界的に使われているし、高性能なのでオススメ。ただし高いです!
お金に余裕あるなら、ぜひアライ・ショウエイを買いたいところですね。欲しい。特にショウエイの方。
僕が使っているフルフェイスヘルメット
僕が使っているフルフェイスが、OGKのカブト。記事上の方の画像で被ってたやつです。
アライ・ショウエイに比べて1~2万円安いのに高性能!お金に余裕が無いなら、こちらがオススメ。
若干デザイン・サイズが微妙なのが惜しいところです…
人気のジェットヘルメット
ジェットで人気が高いのが、上のあたり。個人的にアライのデザインが好きです。
ベンチレーション(ヘルメット内風の通り抜け)的には、ショウエイの方が優れているようですが果たして…?
僕が使っているジェットヘルメット

意外と雨でも大丈夫、500-TXJ
僕が使っているのが、BELLの500-TXJ。ジェッペルの説明画像で被ってましたね。
実はコレ、BELLヘルメットのレジェントと呼ばれる500-TXの現代復刻版なんです!
復刻への挑戦についてはこちらを参考→BELLヘルメットのレジェンド500-TXを現代に蘇らせる「アクティブ」の挑戦[前編]
シルエットを重視したため、かなり小ぶり。でもしっかりSG規格通ってます。実現するために、試作品を120回以上もテストしたそう。
ちなみに、アマゾンに売ってる500-TX(TT&CO)は公道走れないので要注意。
それだけ、この「500-TXJのフォルムでSG規格に合格する」というのは難しいということなんです…!
ほしい方は、お近くのNAPS(ナップス)へ。ネットで売ってる場所はどうやら無さそうなのです。
まとめ:自分の価値観に合わせてヘルメットを選ぼう!

それぞれメリット・デメリットがあるので、優先することがらで決めよう
今回は、フルフェイス・ジェッペルのメリット/デメリットを比較してまとめてみました。
- ざっくり表で両ヘルメットを比較
- フルフェイスのメリット
- フルフェイスのデメリット
- フルフェイスがおすすめな人
- ジェッペルのメリット
- ジェッペルのデメリット
- ジェッペルがおすすめな人
- 人気の高いおすすめヘルメット・僕が使ってるヘルメット
それぞれメリット・デメリットをあげて比較してみましたけど、最後は自分の価値観に合っているかどうかが重要。
安全性・防寒を重視したいならフルフェイスですし、景色やシルエットを優先したいならジェッペル。
自分のツーリングに何を求めるか、そこを基準にしてヘルメットを選びましょう!
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