
会社を辞めたい!でも気まずくなりそうだしなかなか言い出せない…
そんなふうに悩んでいる方、多いんじゃないでしょうか。僕もそうでした。
※僕は約5年間勤めたSIerを退職して、現在フリーランス的なことしてます
長くいるほど、退職って言いづらいですよね…お世話になった会社ですし。
この記事では、そんな「退職したいけど言い出せない」人向けに
会社を円満に辞める方法(退職を切り出す方法)をまとめました。
ぜひぜひ、参考にしてください。
目次
会社を円満に辞める方法①:あらかじめ部長など「上層部」に伝えておく

先に外堀を埋めておけ!ってことですね
退職を切り出すタイミングって、だいたい1ヶ月前がいいとされています。
そこからの引き継ぎとかありますし、あんまり早すぎても気まずくなるからですね。それは間違いない。
しかし僕は「部長など、会社の上層部には前もって伝えるべし」という考えです。
理由は以下の通り。
- 会社が人材配置に余裕を持てる
- 自分に割り振られる仕事をコントロールしてくれる
- 周りに退職を伝える頃には、外堀を埋めることができている
まず、会社ってかなり長いスパンで経営計画を立てているんですよね。人材育成や支社の営業もまた同じく。
そのため、実際辞める1ヶ月前とかに退職を伝えられても会社は困るわけです。いやルール上問題ないけど急やん〜〜みたいな。
しかしあらかじめ上層部にだけでも退職の意思を伝えておけば、会社はかなり余裕を持って動くことができます。あなたが抜けた穴埋めなんかもしやすくなるわけです。
実際、僕は半年前に部長・支社長クラスに退職の意向を伝えました。その結果、会社側もうまいこと次の人材確保ができたようです。
また上層部が退職の意思を把握していることで、あなたに振られる仕事をコントロールしやすくなります。
もうすぐ辞める人材なのに、数年スパンのプロジェクトに入れたりしませんよね。会社もあなたも困るでしょうし。
会社において仕事は上から降ってくることが多いので、上層部に退職の意思を伝えておけば「退職までのリミットにふさわしいスパンの仕事」をあなたに回してくれるはずです。
そして最後。退職1ヶ月前、あなたの周り(同僚や上司)に会社を辞めることを伝えたとしましょう。
もしあらかじめ上層部に伝えておかなかったら、ここでひと悶着起きるはず。会社の計画がどうとか、引き継ぎがどうとかですね。下手すれば辞めるに辞められない状況に追い込まれてしまうかもしれません。
しかし部長や支社長に伝えておけば、周りの同僚に伝えたとき「もう決まってるなら仕方ないな…」という空気になります。余計なひと悶着を防ぐことができるんです。
この3つの理由から、僕は「上層部には前もって退職の意思を伝えておく」ことをオススメします。
会社にとっても、あなたにとっても一番良い選択肢ですしね。
会社を円満に辞める方法②:退職理由は前向きなものにする

一番いいのは「今の会社ではできない、やりたいことができた」的なやつ
退職の理由は人によってさまざま。ですが、伝える時は「前向きな退職理由」にしましょう。
例としては、
- 他にやりたいことができた
- 働いてみたい会社に受かった
などなど。間違っても「会社に苦手な人がいるから」なんて言わないように!
前向きな退職理由の方が心象が良いというのもありますが、それ以上に前向きな退職理由は退職を止められにくいというメリットがあるんです。
例えば「同じ部署の〇〇さんが苦手」という理由だと、会社側は「異動などで対応できる、辞めなくても良いのでは?」と考えてしまします。
しかし「今の会社ではできない、やりたいことができた」という理由なら、会社としては止めようがありません。社員一人のために新部署作るわけにもいきませんしね。
会社への心象も良く、また退職を止められにくい。
そんなわけで、退職理由は前向きなものを伝えることをオススメします。
会社を円満に辞める方法③:引継ぎと自分の仕事は最後までしっかり

なんだかんだ人の縁って続きますからね。適当にやると後でしっぺ返し食うかも…
当たり前ですが、引継ぎと割り当てられた仕事はちゃんとやりましょう。
いや気持ちはわかるんですよ。もう退職するし、なぁなぁでもいいかな~みたいな。頑張ったところで自分には特に関係ないですしね。
でも適当にやってる仕事は周りに伝わります。「アイツもう辞めるからって適当な仕事してんな」と思われてしまえば、円満な退社は望めません。
そうならないように、最後まで気を抜くことなく仕事をやっていきましょう。特に引継ぎは後任の作業者の心象にもかかわるので、しっかり資料を作るべし!
幸い、上で書いたように「前もって退社の意思を伝える」をやっておけば、引継ぎ資料作成にあてる時間はかなり多めにとれます。コツコツやっていけば、それほど苦労はしないはず。
会社を円満に辞める方法④:飲み会や送別会には積極的に参加する

仕事外でのコミュニケーション、軽視されがちですが結構大事
会社での飲み会(いわゆる飲みにケーション)が否定されがちな昨今ですが、円満な退社を望むなら積極的に参加しておきましょう。
退社してしまうともう会えない人がほとんどです。感謝の意味も込めて、一回一回の飲み会が送別会のつもりで参加するのがベター。
それに単純接触効果も期待できます。
これはいわゆる「顔を合わせたり、関わる機会が多いほど心象が良くなる」という心理効果。飲み会に多めに参加することで、退職の意を伝えた後でも心象が悪くなりにくいわけです。
就業時間以外でも顔を合わせることの効果って意外と大きく、正直飲み会で仲良くなれれば悪い印象を持たれることってあまりありません。たとえあなたがもうすぐ退職だとしても、です!
2次会とか3次会まで行けとはいいませんが、円満に退社するためにもできれば飲み会には参加しておきましょう。
円満退社はムリそう・会社が嫌すぎるなら退職代行も一つの手
この記事を読んで、
「自分には円満退社はムリそう…というか会社嫌いだから円満じゃなくてもいい」
と考える方もいるはず。そんな方は退職代行を使うのも一つの手です。
退職代行を利用すれば、
- 会社と直接やりとりをせず
- できるだけ早く
会社を辞めることができます。どうしても直接言い出せない…という人にはうってつけのサービスですね。
まぁ個人的には「お世話になった会社なら、直接退職を伝えた方がいいんじゃない?」とか思いますけど、いい会社ばかりとは限りませんしね。
それこそブラック企業や、辞めるとなったら人を使い倒す会社なら退職代行でスパッとやめてしまうのもアリでしょう。

会社がつらすぎてもう行きたくない…なんて人は退職代行で辞める方がよさそう、ストレスとか考えると
退職代行サービスは多々ありますが、一番実績があるのが退職代行EXIT。2,500人以上を退職させ、その成功率はなんと100%とのこと。
公式サイトには体験談も載っているので、それを読んで判断するのもいいですね。無料相談もたった1分で可能とのこと。
まとめ:外堀を埋めたり、やることちゃんとやったりして円満に退社しよう!

周りではなく、上から伝えていくメソッドはかなりオススメ
この記事では、会社を円満に退職(退職を切り出す)する方法を解説しました。
端的に言えば、
- 上層部に前もって辞意を伝えて
- 引継ぎ資料ちゃんと作って
- コミュニケーションをちゃんととる
ってことですね。やることはかなりシンプル。
会社といっても、実際に中にいるのは人間です。あなたが誠意をもって辞意を伝えれば、それは必ず伝わります(逆もしかり…)。
「会社を辞めたいけど、できれば円満に辞めたくて悩んでる」方は、ぜひこの記事を参考に動いてみてください。まずは部長クラスに伝えることから!
今回紹介した方法を使えば、良い雰囲気で退職できることを保証します。
一退職者として、あなたの退職がうまくいくこと、願っています。
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