
iPad OSも13になり、かなり機能が増えました!
2019/9/25にリリースされた、iPadのOS。それがiPad OS。
それまでは単にデカいiPhoneみたいな感じでしたが、iPad OSの登場によりようやく「iPadならでは」の機能・使い方ができるようになりました。
今回はそんなiPad OSの機能や使い方をまとめて紹介します!
iPad OSについて色々学びたい、iPad買おうか迷ってるので機能を知りたい。
そんなあなた、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 iPad OSの機能①:ホーム画面がリニューアル。ウィジェットを固定できるように
- 2 iPad OSの機能②:画面の外観モードを「ライト」「ダーク」から選択可能に
- 3 iPad OSの機能③:Split viewにより2つのアプリを同時に使うことが可能に
- 4 iPad OSの機能④:Slide overで別のアプリを小ウィンドウ的に利用できるように
- 5 iPad OSの機能⑤:アプリをまたがったドラッグアンドドロップが可能に!
- 6 iPad OSの機能⑥:マウスやタッチパッドが使えるように!デスクワーク効率アップ
- 7 iPad OSの機能⑦:「ファイル」アプリでフォルダやファイルの操作が可能に
- 8 iPad OSの機能⑧:safariでデスクトップモードでの閲覧が可能に
- 9 iPad OSの機能⑨:カスタムフォントをインストール可能に
- 10 iPad OSの機能⑩:SidecarによりiPadをサブディスプレイとして利用できるように
- 11 iPad OSの機能⑪:ジェスチャーによるテキスト編集機能が追加
- 12 iPad OSの機能⑫:Google mapのストリートビューみたいなLook Around機能実装(一部地域)
- 13 まとめ:iPad OSには便利な機能がたくさん!活用して作業効率を上げていこう
iPad OSの機能①:ホーム画面がリニューアル。ウィジェットを固定できるように

アプリを開かずとも、色んな情報を確認できる
- 小さいアイコンでより多くのアプリを並べられる
- ウィジェットをホーム画面に固定できる
- ウィジェットはエディタで編集可能
iPad OS、ホーム画面が生まれ変わりました。より情報を詰め込めるように。
まずアイコンのサイズを選べるようになりました。小さくすればより多くのアプリを1つの画面に表示できます。
もちろん大きいサイズを選ぶことも可能。見やすいアイコンがいい、て人は大きい方がいいかもしれませんね。
そしてウィジェットをホーム画面に固定することが可能!androidには昔からあった機能ですが、とうとうiPadでもそれが可能になりました。
これのおかげで「今日の予定」「天気」などをホーム画面から確認可能。使ってみるとわかりますが、これなかなか便利です。
ウィジェットはエディタで編集可能(上にスワイプすると編集ボタンが出現)で、自分の好きなようにカスタマイズできます!
僕はスマートニュースのアプリをウィジェットに追加してます。アプリを開かずに目玉ニュースを確認出来てグッド。
iPad OSの機能②:画面の外観モードを「ライト」「ダーク」から選択可能に

目への負担、かなり減った気がします
- 目に優しいダークモードへの切り替えが可能に
- 対応アプリでの背景が変わる
上の画像見てピンときた方も多いんじゃないでしょうか。そう、ダークモード実装です!
僕はTwitterもダークモードにするくらいダークモードファンなので、この機能は本当にうれしい。
目への負担が全然変わる気がするんですよね。疲れにくくなった。
一時期iPhoneの壁紙を真っ白いものにしていた時期があって、その時めっちゃ頭痛が多かったんです。今考えてみれば、目へのダメージが多かったんだろうなと思います。
ダークモードへの切り替えは「設定→画面表示と明るさ→外観モード」からできます。
ただし対応してないアプリでは背景あまり変わっていなかったりするので注意。
※設定やsafariなどはちゃんとダークモードになってます
iPad OSの機能③:Split viewにより2つのアプリを同時に使うことが可能に

これは本当に便利、特にiPad ProはApple Pencilでメモ取れるのがグッド
- 画面を分割して2つのアプリを利用できる
- 画面の割合は3段階変更できる
- 検索しながらApple Pencilでメモ取るのが便利
iPad OS最高の機能。そういって差し支えないでしょう、このSplit view!
画面を分割して2つのアプリを同時に使えます。事実上のマルチタスクができるということですね。
iPadはシングルタスク向きのデバイスではありますが、マルチタスクはできた方が色々捗ります。
ちなみに画面の分割割合は3段階変更できます。左側を広く・左右同じくらい・右側を広くと変えられます。使うアプリによって使い分けましょう。
個人的に最も便利に感じたのがApple Pencilとの組み合わせです。
例えばsafariで検索してて、メモしておきたいなと感じた時。画像のように右側にメモ取れるアプリを開けば、調べものをしつつ手書きでメモを残すことができます。
これ手書きだからいいんですよね。テキスト入力のメモよりも直観的に書けるのがいい。
あと後述しますが、スプリットビュー状態で写真などをドラッグドロップできます。
Photoshopとか使ってる時に結構便利。
iPad OSの機能④:Slide overで別のアプリを小ウィンドウ的に利用できるように

Split viewと似てますが、アプリ切り替えなんかはこっちの方が早いです
- アプリを開きながら、別アプリを小ウィンドウ的に出せる
- スライドオーバーさせたアプリは切り替え可能
- 同じアプリを使うならSplit view、切り替えるならSlide overが便利
こちらもSplit viewと同じくマルチタスク機能!小ウィンドウ的に別アプリを開けるSlide overです。
画面を分割するSplit viewとの違いは「開いているアプリの上に別アプリが開く」ということ。
Windowsのウィンドウみたいな形にアプリが開くイメージですね。
今開いているアプリは全画面にしておきたい。でも別のアプリを開きたいってときはSlide overが便利です。
Slide overさせているアプリは、ウィンドウ下部を横スワイプすることで切り替えが可能(上の画像みたいに)。
メインで開いてるアプリとは別に、複数のアプリを切り替えながら使うことができます。
使い方の例としては「Photoshop開きながら、写真やメモを確認する」という感じですね。Split viewははあまり切り替えが得意ではないので、こういう用途ならSlide overがオススメ。
iPad OSの機能⑤:アプリをまたがったドラッグアンドドロップが可能に!

Photoshopに使う画像とか、Split view状態の写真アプリから引っ張ってこれたりします
- アプリをまたがって写真等をドラッグ&ドロップ可能に
- Photoshopや画像編集アプリが捗る予感
- 動画編集の素材を追加するときにも使える
よりPC的な使い方ができるように。写真などのドラッグアンドドロップができるようになりました。
Slide overもしくはSplit view状態のアプリから、別のアプリにファイルを持ってくることができます。
一番わかりやすい使い方がPhotoshopでしょうか。プロジェクトに追加したい画像を直観的に引っ張ってくることができます。
後は僕が愛用している無限キャンパススケッチアプリ「コンセプト」でも使えます。
メモやスケッチに写真を追加する、という形ですね。
より詳細なメモを作りたいとか、現場の状況を説明する資料作る際に役立ちそう。
動画編集をiPadでやるときにもこの機能は活躍。
映像素材や音楽素材を直観的にシーケンスへと追加できます。
iPad OSの機能⑥:マウスやタッチパッドが使えるように!デスクワーク効率アップ

iPadの弱点である「マウス使えない問題」、とうとう克服されました
- iPad OS13からマウスが使えるようになった
- デスクワーク効率がかなりアップ
- iPad 2020のmagic keyboardとの相性バッチリ
とうとうiPadでマウスが使えるようになりました。これで作業効率が一気にアップ!
外付けキーボードだけだと、画面操作のたびにタッチする必要がありますよね。
それがめっちゃ面倒だったので「iPadで仕事するのは難しい」なんて思われてたわけです。
しかし今回、iPad OSのアップデートによりマウスやタッチパッドが利用可能に!
机から腕を上げることなく、画面の操作ができるようになりました。
このおかげでiPadをパソコンのように使うことが可能になり、デスクワークもいい感じにできるようになったというわけです。
ちなみに最新のMagic keyboardはタッチパッド搭載。
iPad ProをよりノートPCっぽく使うことができるようになりました。
iPad OSの機能⑦:「ファイル」アプリでフォルダやファイルの操作が可能に

iPadへのファイル移動がよりわかりやすく
- PCのようなフォルダシステム
- 外付けドライブに対応
- ローカルストレージにフォルダを作成して整理可能
- ZIPの圧縮/解凍が可能に
- ファイルサーバへの接続が可能に
iPadにもとうとうファイルシステムが。
今まで内部で独自のファイル管理(見えない)が行われていたiPadですが、このたびファイルアプリが公式から実装されました。
これによりiPadをもっとPCライクに使うことができるように。
外付けドライブからファイルを持ってくることもできますし、iPad内部にフォルダを作成してファイルの管理も可能に。
しかも!Zipファイルの圧縮・解凍もできるようになりました。これ今までできなくて地味に不便だったんですよね…
またSMBサーバー(LANを通じたファイル・プリンタ共有に使われる通信プロトコル)に接続して、ファイル共有やアクセスができるようにもなりました。
社内でiPadを仕事に使う際にも便利になりましたね、社内サーバのファイルにiPadからアクセスできるので。
iPad OSの機能⑧:safariでデスクトップモードでの閲覧が可能に

より多くの情報が見やすくなりました
- safariがモバイル/デスクトップモード両方を実装
- デスクトップモードは多くの情報を一度に見やすい
せっかくiPadなんだから、その画面サイズを活かさないと。
safariでのブラウザ閲覧、モバイルモードとデスクトップモードを切り替えられるようになりました。
デスクトップモードを使えば、より多くの情報を1画面で得やすくなりましたね。
モバイルモードもいいですけど、あれはどちらかといえばiPhone向けの閲覧画面なので…
iPadで調べものする際は、ぜひデスクトップモードご利用ください。
iPad OSの機能⑨:カスタムフォントをインストール可能に

AdobeのPhotoshopなんかでカスタムフォントを利用できる
- iPadにカスタムフォントをインストール可能に
- Photoshopなど対応アプリで使用可能
- システムフォントには適応されない
デザイナー歓喜?iPadにカスタムフォントを入れられるようになりました。
Adobeなどのデザイン系ソフト、今までフォントが少なかったんですよね。
色んなテキストフォント使おうとすると、結局PCで作業せざるを得なくなったり。
しかしもうこれからは、必要なフォントをiPadに入れて使うことができます。
Photoshop・Premiere pro…様々なデザインソフト活用の幅が広がりますね。
ただし注意点として、システムフォントには適応されません。
safariでWEBサイト見る時とか、そういう場合のフォント変更はムリです。
iPad OSの機能⑩:SidecarによりiPadをサブディスプレイとして利用できるように

純正のサブディスプレイ機能が出てしまったので、某アプリが完全にお役御免に…
- iPadをMacのサブディスプレイに変えるSidecar実装
- 拡張デスクトップもミラーリングも可能
- 有線とワイヤレス両方に対応
とうとう出た、サブディスプレイ機能。iPadがモバイルディスプレイに変身!
iPadの見た目、どう考えてもモバイルディスプレイですよね。
実際サードパーティから「Duet Display」という、iPadをMacのサブモニターにするアプリも出てましたし。
そして今回、満を持してApple公式のサブディスプレイ機能「Sidecar」がリリースされました。
iPadの画面を拡張デスクトップとして使うもよし、同じ画面をミラーリングして他の人と共有するもよし。
ちなみにケーブル・ワイヤレス両方が利用できるので、万が一接続用のケーブル忘れた!なんて時も心配いりません。
※ただ僕は以前macとApple TVでデュアルディスプレイしたことがあり、その時の動作が超もっさりしていたので有線の方がいいんじゃないかな~~と思ってます。改善されたかもしれんけど
利用者としてはこの機能嬉しいんですが、かわいそうなのはDuet Display開発してた会社ですよね。
まぁ結構売れたみたいだし今は別のアプリ開発してるのかも…
ちなみにこのSidecarを利用できるのはMacだけ。
Windowsやクロームブックでデュアルディスプレイやりたいなら、おとなしくモバイルディスプレイ買いましょう。
1~2万円で買えるので、それほど高い買い物でもないですし。

iPad OSの機能⑪:ジェスチャーによるテキスト編集機能が追加

僕はまだ使いこなせてないですが、慣れると便利なのかも…
- ジェスチャーでテキスト編集がいろいろできるように
- 主に3本指でのジェスチャーでの操作
- 正直慣れるまでは時間かかりそう
テキスト編集をもっとスマートに。ジェスチャー操作でいろいろできるようになりました。
できるようになったジェスチャーをまとめると以下の通り。
- 3本指でピンチ→コピー
- 3本指で2回ピンチ→カット
- 3本指で広げる→ペースト
- 3本指で左スワイプ→取消
- 3本指で右スワイプ→やり直し
取り消しがジェスチャーでできるのはかなり作業捗りそうですね。
ただコピーとかカットは慣れるまで時間かかりそう…2回ピンチの間隔とか。
ソフトウェアキーボードで入力多用する人は覚えておいていいかもしれません。
iPad OSの機能⑫:Google mapのストリートビューみたいなLook Around機能実装(一部地域)

早く日本にも対応してほしいところ
- ストリートビューみたいに指定場所を360°見回せる機能
- まだ対応しているのはアメリカの一部地域のみ
Mapも強化させていくつもりらしい、Apple。
Google Mapにあるストリートビューみたいな機能、それがLook Around!指定場所を360°見回せるようになりました。
iPhoneとか使ってる場合はGoogle mapよりデフォルトの地図の方が読み込み早い(気がする)ので、このLook Aroundはかなり使い勝手良さそうですね。
ただこのLook Around、まだ日本では対応していません(2020/4現在)。
海外でも、アメリカの一部地域(サンフランシスコ・ホノルル・ラスベガス)でしか利用できない模様。
Googleと違って写真データそこまで多く持ってないですからねApple。
日本でも利用できるようになるまではだいぶかかりそうです。
まとめ:iPad OSには便利な機能がたくさん!活用して作業効率を上げていこう

個人的にはダークモードとかホーム画面カスタマイズが嬉しい
今回はiPad OSについて、その目玉機能や使い方をまとめてみました。
- ホーム画面がリニューアル。ウィジェットを固定できるように
- 画面の外観モードを「ライト」「ダーク」から選択可能に
- Split viewにより2つのアプリを同時に使うことが可能に
- Slide overで別のアプリを小ウィンドウ的に利用できるように
- アプリをまたがったドラッグアンドドロップが可能に!
- マウスやタッチパッドが使えるように!デスクワーク効率アップ
- 「ファイル」アプリでフォルダやファイルの操作が可能に
- safariでデスクトップモードでの閲覧が可能に
- カスタムフォントをインストール可能に
- SidecarによりiPadをサブディスプレイとして利用できるように
- ジェスチャーによるテキスト編集機能が追加
- Google mapのストリートビューみたいなLook Around機能実装(一部地域)
まだ流石にPCに追いついた!とまではいきませんが、かなり使い勝手が良くなってきましたね。
Apple Pencilの存在を考えれば、iPad Proの方が便利に使える場面だって多いはずですし。
現在はiPad OS13が最新ですが、この先アップデートが重なるにつれてもっと色んな機能が実装されていくはず。めっちゃ楽しみ。
新しい機能が追加され次第この記事に追記しておくので、ちょくちょく確認したい方はこの記事ブックマークしておいてくれると嬉しいです。
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