
リモートデスクトップやるならかなり便利なアプリです!
自宅にあるデスクトップのPC、外からリモート操作したいことありますよね。
外出先でフォトショ使うとか「ちょっと重めの作業」やりたい時なんか特に。
しかし家用パソコンに入っているWindows10 homeではリモートデスクトップができないんです!
もし使いたいならWindows10 Proを買わなきゃいけません。そのためだけにアップグレードするのもなんか損した気分になりますよね。
でも実はある方法があります。しかもかなり信頼できる、使いやすいやり方が!
そこで今回はWindows10 homeでもリモートデスクトップができるようになる方法を紹介します!
ぜひこの記事を参考に、クロームブックやiPadから「自宅のWindows10 homeが入ったPC」にリモートデスクトップしてみてください。
目次
リモートデスクトップとはインターネット回線を通してPC等を操作する機能

遠くのマシンにネットで接続してるだけなので、iPadなどでもWindowsが使えちゃいます
一応リモートデスクトップついてざっくりと。知ってる人は飛ばしてOK。
その名の通り、リモート(遠隔)でデスクトップ操作ができる機能のことです。
クロームブックやiPadなど(もちろんWindowsマシンも)からインターネットを通して、Windowsなど実機マシンのIP情報等を利用してログインすることで遠隔操作が可能になります。
実際にやってみると、遠くにあるはずのマシンが手元にあるかのように操作できるのでかなり便利。
Chromeリモートデスクトップを使えば、Windows10 homeでもリモート接続ができる!

これは本当に画期的。Googleに感謝
今回の記事でカギとなるのが、このChrome Remote Desktop。
Google製のリモートデスクトップ用ツールです。
これを接続先のPCと、遠隔操作をするマシン両方に入れることでリモートデスクトップが可能になります。
ポイントとなるのが、これはWindowsデフォルトのリモートデスクトップ機能を使っていないこと。
あくまでもChromeブラウザの機能を使っているため、機能制限を食らっているWindows10 homeでもリモートデスクトップが可能になるというわけです。
もちろん無料で使えるので安心してください!
ChromeリモートデスクトップをつかってWindows10 homeのPCへリモート接続を行う方法・手順
リモートされる(繋ぎ先)PCの設定

まずはChromeリモートデスクトップの公式サイトへ
まずはリモート「される」側、つまり遠くにあるマシンの設定から。
あらかじめリモートデスクトップで外部からログインできるように、マシン側で設定する必要があります。
Chromeリモートデスクトップのサイトを開いてください。

まずはプログラムをダウンロード
するとダウンロードのアイコンがあるので、それをクリック。

Chromeブラウザ用のストアです
するとChromeウェブストアが開きます。
画面右の方にある「Chromeに追加」をクリック。

権限については問題ないのでご心配なく
権限付与について確認されるので、ここで「拡張機能を追加」をクリック。

ダウンロードしたプログラムをPCにインストールしましょう
すると先ほどとサイトの画面が変わり、インストールの準備完了という旨が表示されます。
右下の「同意してインストール」をクリック。

インストールに必要なので、ダウンロードしたファイルを開きましょう
ダウンロードしたファイルを開いて良いか聞かれるので「はい」をクリック。

デフォルトのまんまでもいいです
外部から判断するための名前を入力しましょう。
正直デフォルトのままでもOK。入力したら「次へ」をクリック。

パスワードみたいなやつを決めます
ログイン用のPIN(パスワードみたいなやつ)を入力し「起動」をクリックすれば設定完了!
リモート操作する(手元にある)マシンの設定

今回はクロームブックの場合を解説します
続いて、リモート操作する側の設定。
こちらにもChrome Remote Desktopをダウンロード・インストールしてください。
クロームブックならChrome WEBストア、iPadならApp Storeにあります。

右上にChromeリモートデスクトップのアイコンが出ます
Chrome Remote Desktopをインストールすると右上にアイコンが表示されるので、それをクリック。

右上に「リモートアクセス」という項目があるのでクリック
するとChromeリモートデスクトップのサイトに飛びます。
右上の「リモートアクセス」をクリック。

繋ぎ先を増やすと、ここに表示されるマシンも増えます
先ほど設定した「繋ぎ先」マシンが表示されているので、それをクリック。

PINコードはこのために設定したわけです
接続の際にPINコードを求められます。先ほど設定したやつですね。
これを入力すれば…

無事接続!ただしデュアルディスプレイのため画面が小さくなってしまっている
接続成功!!Windows10 homeのマシンにもリモートデスクトップで入ることができました。
ちなみに画面右端の矢印マークをクリックすることで、設定項目を呼び出すことができます。

右側にディスプレイやファイルに関する設定がまとめられている
例えば僕の場合、接続先マシンがデュアルディスプレイ(2画面)になってるせいで小さく表示されています。
そんなときは「ディスプレイ」という項目で表示するディスプレイを選択することで、画面いっぱいに接続先マシンのデスクトップを表示することができます。

終了するときは「切断」をクリック
接続を切りたい時は、設定から「切断」をクリックすればOK。
まとめ:Windows10 homeのPCにはChromeリモートデスクトップで接続しよう

クロームブックだとこんな感じに表示されます
今回はWindows10 homeのPCに対して、Chromeリモートデスクトップを使ってログインする方法を解説しました。
僕みたいに「重い作業はデスクトップ、軽めの作業はクロームブックやiPad Pro」と分けている人間にとってりもリモートデスクトップはかなり便利。
ネット環境さえあれば外にいてもリモートデスクトップして重い作業できるわけですから。Windowsにしかできないこと(特定のプログラム動かすとか)もできますし。
今までリモートデスクトップやりたいけど家のPCがWindows10 homeだから諦めていた方。
ぜひChromeリモートデスクトップを使ってみてください。使い心地もかなりいいし。
そしてリモートデスクトップするなら、セキュリティソフトは入れておきましょう。
もし今のPCにキーロガー(キーボード入力を盗み見るウィルス)とか入れられてたら、そのままPIN情報とか使って乗っ取られてしまうので…
セキュリティソフトのオススメは既に書きましたがESET(イーセット)。
軽くて安くて、正直ウィルスバスターよりもずっと使ってて快適です。お試しあれ。
コメント